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2008年2月21日 (木)

3つの府中

国(総務省)の方針により、通常市の名称は同一市名は認めないことになっています。これを避けるために、市名の頭にその地方の名称や旧名称を付けたりしています。

ところが、全国には全く同名の市が2組存在します。1つ目の伊達市(北海道と福島県)は2006年の町村合併により福島県伊達市が誕生したことによるものです。2つ目は同一市名の元祖とも言える府中市(東京都と広島県)です。つまり、2006年までは府中市が全国唯一の同一名称市でした。

福島県伊達市の場合は、伊達郡に存する複数町の合併であり、住民が古くから親しんだ名称で要望も多かったことや、北海道伊達市から特段の異議がなかったことから、例外としての認可であったようです。

一方の府中市の場合は、市制施行時期がほとんど一緒(広島県府中市:1954年3月31日、東京都府中市:1954年4月1日)で、当時の国側でも調整をしきれなかったというのが原因のようです。

さて、興味深いのは広島県には「府中市」と「府中町」が存在するということです。しかも、一般的には「市」の方が「町」よりは都会というか人口が多いように思われていますが、広島の「府中」の場合はその逆です。

人口でみると、府中市:44,222人(H19.12.1現在)、府中町:51,613人(H20.1.1現在)。人口数だけ見ると、ちょっとした数字の逆転程度に思われるかもしれませんが、人口密度でみると、府中市:226人/km²、府中町:4,939人/km²と圧倒的な差があります。

府中市は中国山地の入口ともいえる自然豊かなところで、江戸時代からの家具の町として知られていました。一方の府中町は、町とは言いながらも広島市の東側に隣接していて、JR広島駅から府中町役場までは直線で2.5kmという立地条件で、広島市のベットタウンとして機能しており、とても「町」とは思えない街並みです。

ちなみに僕は3つの「府中」に行ったことがあります・・・・・

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